フレンチ・ブルドッグの皮膚がぼこぼこする|フレンチブルの皮膚が腫れる原因を解説!

愛犬のフレンチ・ブルドッグの体を触って、皮膚がぼこぼこして気になったことはありますか。
「うちの子は背中の皮膚がぼこぼこしてかゆがっている」
このような方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フレンチブルドッグの皮膚がぼこぼこしている場合、さまざまな皮膚病が考えられます。
この記事ではフレンチ・ブルドッグの皮膚のぼこぼこの原因や対策について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、愛犬の皮膚の健康管理に役立ててください。

笑っている白いフレンチブルドッグ

フレンチ・ブルドッグの皮膚のぼこぼこの正体

フレンチ・ブルドッグの皮膚がぼこぼこしているとき、その正体はひとつではありません。触った感触や見た目によって以下の3つが考えられます。

  • かさぶたやフケ

  • 皮膚の腫れ

  • 腫瘍

それぞれについて解説します。

かさぶたやフケ

フレンチ・ブルドッグの皮膚のぼこぼこの正体として、皮膚のかさぶたやフケが考えられます。
犬の皮膚にかさぶたやフケがたくさんできると、毛も巻き込んでぼこぼこした手触りになります。
皮膚の毛をかき分けるとかさぶたが点在していることがあるため、一度観察してみましょう。

皮膚の腫れ

フレンチブル・ドッグの皮膚がぼこぼこするとき、皮膚そのものが腫れていることがあります。
皮膚のあちこちが内側から腫れて、なでると波打つような手触りがします。
この場合、皮膚は内側の炎症によって血流が増えてむくんでいる状態です。
強い炎症が慢性化すると犬の皮膚は硬くなることもあります。

腫瘍

フレンチブル・ドッグの皮膚がボコボコする場合、皮膚に腫瘍ができていることがあります。
皮膚表面や皮膚の内側に腫瘍ができると、皮膚がぼこぼこしたように感じられます。
腫瘍の種類によって形や質感が違うため、まずは獣医師に診てもらうことが大切です。

フレンチ・ブルドッグの皮膚がぼこぼこする主な病気

フレンチ・ブルドッグの皮膚がぼこぼこする主な皮膚病を解説します。
実際は皮膚のぼこぼこの原因としては細菌感染症である膿皮症が多いですが、それ以外の病気も存在します。
犬の皮膚がぼこぼこする皮膚病として以下が代表的です。

  • 膿皮症

  • 蕁麻疹(じんましん)

  • 皮膚腫瘍

それぞれについて解説します。

膿皮症

膿皮症は犬の皮膚の毛穴にブドウ球菌が増殖して皮膚炎を起こす皮膚病です。
毛穴の周囲に炎症が起こり、赤いぶつぶつやかさぶた、フケができることが特徴です。
通常は1か所ではなく複数の病変ができるため、犬の皮膚がぼこぼこしたように感じられます。

ブドウ球菌が皮膚の深いところまで感染すると、深在性膿皮症という状態になります。
深在性膿皮症の場合、犬の皮膚の内側が硬く腫れて血や膿が出てくることもあります。
深在性膿皮症では皮膚がぼこぼこした印象がさらに強いです。

また膿皮症は以下のような他の病気に続いて発生することが多いです。

  • 犬アトピー性皮膚炎

  • 食物アレルギー

  • 内分泌疾患

  • 寄生虫

膿皮症の再発を繰り返す場合は、犬にこれらの病気がないか検査してもらいましょう。

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹は急性のアレルギー反応であり、犬の皮膚が急に盛り上がってまだらに腫れます。
ぼこぼこと腫れた皮膚は触るとやわらかく、数時間で消えることが多いのが特徴です。
かゆみを伴うこともありますが、重症例でなければ一過性で終わります。

皮膚腫瘍

フレンチブルドッグの皮膚がぼこぼこするときは、高齢だと皮膚腫瘍の可能性も考えられます。
皮膚腫瘍は脂肪腫などの良性の腫瘍が多いですが、見た目で判断することはできません。
とくに短期間で大きくなるしこりや、形がいびつなしこりは注意が必要です。

なかには以下のような悪性腫瘍が発生することもあります。

  • 肥満細胞腫

  • 皮膚型リンパ腫

これらの腫瘍は早めに治療しないと命に関わることがあります。
このため、犬の皮膚にしこりを見つけたらなるべく早く獣医師にみてもらいましょう。

こちらを見ているフレンチブルドッグ

フレンチ・ブルドッグの皮膚の健康を保つケア

フレンチ・ブルドッグの皮膚の健康を保つケアにおうちで取り組むことは大切です。
以下のケアを取り入れることをおすすめします。

  • 腸活

  • エリスリトール

  • 定期的なシャンプー

腸活

腸活は犬の腸内細菌を改善し、免疫のバランスを整える作用があります。
とくに犬アトピー性皮膚炎では腸活によって腸内細菌叢が改善すると、皮膚のかゆみが緩和されることがあります。
フレンチ・ブルドッグは犬アトピー性皮膚炎に続発する膿皮症が多く、腸活による効果も期待できるでしょう。
腸活についてはこちらをチェックしてみてください。

犬の腸活完全攻略ガイド|腸と皮膚の意外な関係とは

エリスリトール

エリスリトールは糖アルコールの一種で静菌作用があり、皮膚常在菌の増殖を抑えます。
保湿剤に入ったものを使うことでフレンチ・ブルドッグに多い膿皮症を予防できます。
エリスリトールについてはこちらもチェックしてみてください。

犬の皮膚の健康とエリスリトールの関係|エリスリトールの作用を解説

定期的なシャンプー

定期的なシャンプーは皮膚のべたつきやすいフレンチ・ブルドッグには大切です。
皮膚や被毛を清潔に保つことで皮膚のトラブルが起きにくくなります。
また犬の体を定期的に触ることで皮膚のぼこぼこや異常にいち早く気づくことが出来ます。

まとめ

フレンチ・ブルドッグの皮膚がぼこぼこするのは、多くの場合は膿皮症が原因です。
膿皮症は背景にアレルギーなどの病気が隠れていることも少なくありません。
ほかにも蕁麻疹や腫瘍などの病気の可能性もあるため、獣医師に早めに相談することが大切です。
今回の記事を参考に、フレンチ・ブルドッグの皮膚の健康のために役立ててください。

 

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記事監修者

伊従慶太獣医師

どうぶつの皮膚科・耳科・アレルギー科主任皮膚科医
伊從 慶太
アジア獣医皮膚科専門医・獣医師・獣医学博士(獣医皮膚病学)

麻布大学を卒業後、岐阜大学連合獣医学研究科にて博士課程を修了。
東京農工大学、ドイツミュンヘン大学およびスウェーデン農業科学大学において小動物および大動物の皮膚科研修を経て、2015年にアジア獣医皮膚科専門医を取得。
現在は、どうぶつの皮膚科・耳科・アレルギー科で診察を行う傍ら、全国の獣医師に対する教育活動や学会活動、細菌性皮膚疾患、スキンケア分野を中心とした研究活動を行う。